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2024年06月21日
移動棚事業
新館書庫では、1986年の竣工時よりスペースを効率的に使える集密書架を利用していますが、老朽化が進んでいることから書架の改修を順次実施しています。今回は、取扱終了となったコクヨ製品の改修を、文祥堂が担当することになりました。
国会図書館様では集密書架の棚体規格を統一していることから、レール、棚本体の部材は損傷の有無を確認の上、ほとんどを継続使用とし、駆動部や制御基板をはじめとする各種機構を最新の仕様に交換するアップサイクル方式を採用。
新規製品の設置に比べ、工事期間やコストを大幅に抑え、廃棄物の量も抑制しながら高い操作性と安全性を実現しています。
所在地 | 千代田区永田町 |
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納入年 | 1992年(コクヨ製品) |
アップサイクル年 | 2024年 |
設置面積 | 約305.148㎡(地下7階書庫・4単位合計)今回実施分のみ |
納入品目 | 電動式移動書架エレコンパックneo |
収納物 | 雑誌 |
収納量 | 3,750段相当(棚幅 1,260mm) |
新館地下書庫の光庭
基本の棚体、レールや車輪などはそのまま生かし、制御基板やモーター、操作パネルを交換
最新機構になったことにより、インフォメーションボード、LED表示器、通路進入検知器を新設
アップサイクルによって最新機能を備え、これからも安心してお使いいただけるようになった集密書架